2018-03-27
月奴の作り方
月奴の蛇の目傘には幾つか作り方があるのですが、仐日和ではまず最初に月の部分を貼っていきます。
写真の和傘でいうと紺色の部分です。
紺色の和紙を貼り終えたらその上から円になる部分の和紙を貼り、カミソリで余分な部分をカット。
文章で説明するのが何だか難しいですが…
円になる部分の柄はあらかじめ円の形にしておらず、和傘1本分を準備しています。
なのでカットし終わると月の部分が残ります。
その残った月の部分の和紙を使い、次の月奴を作っています。
花柄の円の部分の裁ち端が、次の月の部分に。
そうして月奴は2本が対となって兄弟、姉妹のような感じでどんどん作られていきます。
円と月がそのまま入れ替わっている場合もあれば、写真のように少し配色が変わっている場合もあります。
もしも月奴の和傘を使う機会があったら、「どこかに片割れがいるのかな?」と想像してみてください。
※あくまで仐日和での作り方の場合です
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